監督:本広克行
出演:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀
小泉孝太郎、寺島進、佐戸井けん太、小林すすむ、
北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、小栗旬
正直な感想から申しますと−過去2作のほうがはるかに面白かった…です。
あいすいません
織田裕二演じる青島俊作が「係長」に昇進してしまったせいなのか…映画に覇気を感じることができなかった…。
−いかりや長介さんの演じた和久さんの存在がとても大きかったってことをつくづく感じさせられました。
新しい湾岸署への移転を3日後に控え、青島係長指揮の元引越し作業に精を出す署員たち。
青島は上司から先日受診した健康診断で医師が話をしたがっているので連絡をするように言われます。ところが引越し作業が佳境を迎え、健康診断結果に構っていられない青島は生返事を返すばかり…。
荷造りに追われる中、事件は待ってくれないし。
銀行強盗が入った形跡があるのに、何も取られていない。
バスジャックされたのに、乗客を傷つけることもなく、何も取り上げることなく姿を消した犯人。
−不可解な事件は同一犯人の可能性も。
青島からなかなか連絡をもらえない医師は痺れを切らして引越し準備でごったがえす湾岸署へとやってきます。
上司(佐戸井けん太)同席の元、医師は1枚のレントゲン写真を取り出し説明を始めます−。
−ここに影が見えるでしょ。
自分の病状が深刻なものかも知れないことを知った青島は仕事が手につきません。
一方同席した上司から話はあちこちに枝葉を広がり始めることに。
なんかね、この青島の病気のこともなんとなくオチが見えちゃって、「あ〜やっぱりね」って感じ。
それと青島とすみれさんの関係は、ずっとこのままがいい。
つかず離れず−このままがちょっとじれったくて…いいと思います。
豪華キャストの割には見ごたえのない映画だったことがとても残念でした。
これは映画館で見なくてもよかったかなぁ〜。