監督:松山博昭
出演:戸田恵梨香、松田翔太、鈴木浩介
吉瀬美智子、渡辺いっけい
※ネタバレ部分があります。
人を騙し欺き大金を獲得するゲーム−ライアーゲーム。
2007年にTVで放送された時からはまって観ていた番組。去年にシーズン2が放送されたときはめちゃくちゃうれしくて、しかも決勝戦が映画になるということを聞いてからそれはそれは楽しみにしてました。
ライアーゲームのファイナルの舞台は孤島。
「エデンの園」と名づけられた会場に集まったファイナリストは11人。
・江藤光一(和田聰宏)<板金工>
・坂巻マイ(濱田マリ)<手品師>
・西田二郎(荒川良々)<輸入雑貨屋経営>
−ライアーゲームSeason2に出ていた西田の弟という設定
・久慈サトシ(永山絢斗)<高校生>
・五十嵐衛(松村雄基)<ヤクザ>
・百瀬ノリカ(秋本祐希)<雑誌ライター>
・仙道アラタ(田辺誠一)<銀行営業マン>
・武田ユキナ(関めぐみ)<実業家>
・福永ユウジ(鈴木浩介)<ネイリスト>
・神崎直(戸田恵梨香)<女子大生>
・秋山深一(松田翔太)<元天才詐欺師>
上記のファイナリストのほかにLGT事務局員のエリー(吉瀬美智子)と谷村(渡辺いっけい)。
準決勝でファイナルへの出場を辞退した直だったけど、あるプレイヤーの辞退によって再びライアーゲームの舞台へ戻ってくることに。
決勝戦「エデンの園ゲーム」は、金・銀・赤のりんごに、予め手渡されている自分の名前の焼印を烙印し投票箱へ投入するといういたってシンプルなゲーム。ところがそれぞれのりんごには人間の欲を刺激する役割が与えられいて、それがこのゲームの行方を左右することになります。
金と銀のりんごは「禁断の果実」と言われる欲望の証、そして赤いりんご−一番シンプルに見えるこのりんごこそ、人を信じることが出来るものだけが投票できる信頼の証である「真実の赤りんご」。
投票時間は1時間。投票箱の置かれている部屋には一人ずつしか入室が許されず、時間内に投票を済ますことができなかった者にはペナルティとして1億円の負債を負うことになります。
各プレイヤーはアルファベットで表されており、誰がどのアルファベットであるのかは不明。(ゲームが進んでいくなかで、徐々に明らかにはなりますが)
そしてルール説明の中で明かされた信頼の証−赤りんごの役割。
・赤りんごの投票がなく、金色と銀色のりんごに投票があった場合
⇒投票数の多かった方に+1億円
ここまではなんてことない、単なる多数決ゲームようなものに思えるんだけど、ここからが重要。
まず、プレイヤー全員が赤りんごに投票した場合。これは全員が+1億円となります。
ところが一人でも禁断の果実(金or銀)に投票をしてしまうと、赤りんごの投票者には−1億円が課せられ、禁断の果実へ投票した者には+1億円が入ります。
ただし、禁断の果実へ投票したプレイヤーが1人だけだった場合は、そのプレイヤーが+2億円となり、赤りんごの投票者には−1億円が課せられます。
反対にプレイヤー全員が金もしくは銀に投票をした場合、全員−1億円となります。
そして赤りんごへの投票が1人だけだった場合−投票者には−10億円が課せられその場で実名の発表となります。(この時禁断の果実に投票した者は+1億円)
さらにこのゲームは負債が5億円に達した時点で、即刻失楽園行き(退場)となります。
が、もし、負債を清算することが出来た場合には再びゲームへ参加することができるようになります。
いまだかつてこのゲームで赤りんごがそろったことはない−。
この投票が13回繰り返し行われます。