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ぱちゃぽの film review

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ゴールデンスランバー
 監督:中村義洋
 出演:堺雅人、竹内結子
    吉岡秀隆、劇団ひとり、貫地谷しほり




主演の堺雅人さん−最近ちょっと気になる俳優だってことと、原作が伊坂幸太郎ということで見てみたい度が

温和で人のいい性格が災いして、首相暗殺の犯人に仕立てられた青柳(堺雅人)。

久しぶりに大学時代の友人・森田(吉岡秀隆)に「釣りに行こう」と誘われた青柳はしっかりと釣りの準備をして森田と待ち合わせ。
ところがスーツ姿の森田は全く釣りに行く気配を見せず、ファーストフード店へと入って行きます。

この日仙台は、首相の凱旋パレードが行われることになっていて、大通りは厳戒体制。
多くの人で賑わう大通りから1本路地へ入ったところに止められていた車。

森田の車に乗り込んだ2人。
−さっき買ったばかりのジュースをこぼしてしまった森田は準備していた水の入ったペットボトルを青柳に渡します−何の疑いも持たず飲む青柳。

森田の様子もちょっと怪しい…。

つい眠ってしまった青柳−その水に薬を入れてたんだ…冗談とも本気ともいえない森田の言葉。

青柳は森田からある告白をされます。
それは−

就職してすぐに結婚。そして子供もできた。
ところが妻が借金を作ってしまい、多重債権者となってしまった。
そこにある仕事の依頼がきた−今日、この時間に青柳−お前をここに連れて来る仕事だ。

ペットボトルを渡されて、何も疑わずにすぐに飲むな。
釣りに誘われて真に受けてやってくるな。

お前をここに連れてきたら、借金は帳消しになる。

森田は話をなかなか信じようとしない青柳に苛立ちを爆発させます。

「お前、オズワルドにされようとしてるんだぞ!」
さらに森田の話は続きます。

「この車には爆弾が仕掛けられてる。さっきお前が眠っている間に車の下を見てみたら素人が見ても分かるような爆弾があった。」

その時、大通りから耳をつく大きな爆発音が聞こえてきました−ことの重大さに気づいた青柳。

「逃げるんだ。ぶざまな姿をさらしてでも逃げて生きるんだぞっ!」
−これが森田の最期の言葉。

大通りから車の方へゆっくりとやってくる2人の警察官。

「逃げるんだ」−青柳が走り出したその時、森田の乗った車は爆発炎上−。

ここから青柳の決死のサバイバルと真犯人探しが始まります。

堺雅人がこんなに走り回ってる姿、見たことなかったかも(笑)
ちょっと冷たい雰囲気を持ったキャラクターや、穏やかな人を演じているところを多く見てきたので
この映画で毅然と目の前のピンチに立ち向かっていく姿は意外だったし、新鮮だった。
堺雅人演じる青柳の元カノ・樋口を演じた竹内結子もよかった−スクリーンの竹内結子は初めて見たかも。
あ、そうそう。その竹内結子の娘役を演じた子役、かなりおもしろかったよ!
出張の多い夫(大森南朗)−父親がいつ帰ってくるのかと母親に聞くと「ピーマンを食べられるようになったらね」という返事。すかさず娘は「帰ってこなくていいよ」と返します。
そんな娘にひとこと−「あんたはクールね〜」

このやりとりがツボにはまりました。

音楽もかっこよかったし、2時間以上の上映時間も長さを感じることなく見ることができたかな。
時折組み込まれているユーモアが、映画の後味をよくしてくれたように思います。
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