blog index

ぱちゃぽの film review

気ままに書いてます(*^^*)
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
宿命 -THE FATE-
 監督:キム・ヘゴン
 出演:ソン・スンホン
    クォン・サンウ
    チソン
    キム・イングォン
    アン・ネサン



ソン・スンホンがこんなにイイ男だとは思わなかった…。
この「宿命」という映画はソン・スンホンとクォン・サンウのW主演のように言われているけれど、この映画はソン・スンホン主演映画です。

ぱちゃぽが愛して止まないクォン・サンウ、悔しいけれど−かすんじゃってました。
−ともいうのも、初の悪役とは言え、セリフといえば怒鳴りつけるものばかりで、あとは人を殴るシーンばかり…。
上に上り詰めたいという野心を持った男には到底見えなかったし(そういう役どころだったはず)、少々考え方が幼稚な単なるチンピラ。
これが彼の新たな挑戦だったのなら、ちょっと残念だったかも。
同じ乱暴者の役だったら、「美しき野獣」のクォン・サンウが断然いい。
(ぱちゃぽはこの「美しき野獣」のクォン・サンウが一番好きです)

映画は、カジノを襲撃するシーンから始まります。
裏社会から足を洗いたいウミン(ソン・スンホン)の思いを知った兄貴分のガンソプ(アン・ネサン)は、かつての兄弟分であるドゥマン(ミン・ウンシク)が取り仕切っているカジノの襲撃を計画します。
チョルジュン(クォン・サンウ)、ドワン(キム・イングォン)、そしてウミンとガンソプ。
4人で大金を奪い山分けする計画だったこの襲撃−この襲撃がきっかけとなり4人の人生は大きく狂い始めます。

襲撃後、ホテルの一室で落ち合う約束をしていた4人でしたが、時間になってもドワンがなかなかやってきません。−ドゥマンの片腕のヨンファ(チソン)らに捕らえられていたためでした。
−これ以上はもう待てない…。
ホテルを後にする3人。

しかし、結局3人ともドゥマンの元へと連れて行かれます。
−計画は失敗に終わりました。

ドワンは殴り倒され、ガンソプはアキレス腱を切られ、−そしてウミンは、警察に知られてしまった今回のカジノ襲撃事件の責任をひとりで背負うことに。

ただひとり、ドゥマンにねぎらいの言葉をかけられた男−チョルジュンでした。
−チョルジュンは裏切り者だった。

その事実を知った時は既に遅く、ウミンは刑務所へと入れられてしまいます。

2年後、模範囚だったウミンは出所、出所の日会いに来たのはヨンファンでした。
−服役中、気になっていたのは兄貴分だったガンソプの行方。

自由の身になったウミンは、ドワンの元を訪ねますが
あまりの変わり果てた姿にショックを隠せません。―クスリ漬けの毎日。
そんなドワンについていくことが出来なくなった恋人・ミジンはドワンの元を離れてしまいました。ミジンを諦めることができないドワンはミジンが働くクラブを訪ねるのですが、ことごとく拒否され、店の人間から暴力を振るわれていました。
そして−かつての自分の恋人・ウニョン。
ウニョンはウミンを刑務所へと送り込んだドゥマンの愛人となり、ドゥマンから与えられたバーを経営していました。
−もう恋なんてしたくない。お金儲けをさせて。
ウニョンは自らドゥマンの元へ行ったものの、ウミンとの幸せな日々を忘れることはありませんでした。

そして、一番憎き相手・チョルジュン。
チョルジュンは多くの部下を従える程に「出世」していました。
今のチョルジュンにとってウミンは目の上のタンコブ。―ただ邪魔な存在。

チョルジュンを訪ねたウミンは、チョルジュンが肩に乗せた手を冷たく払いのけます。
−ふたりの間に決定的な溝が出来た瞬間。

ウミンの存在が疎ましく、そして何より怖いチョルジュンは部下にウミンを襲うよう指図をします。

チョルジュンがウミンらを憎む理由−それはかつてドワンが女性問題を起こしたとき、その身代わりとして刑務所へ入ったことでした。

なんとか上へ上り詰めたいチョルジュン。そんな気持ちは空回りするばかりで、事務所は資金難で火の車。
最後の頼みの綱だったドゥマンに泣きつくも、冷たく突き放されてしまいます。
いよいよ行き場のなくなったチョルジュンは、強硬手段をとります。

ウミンは今度こそ新しい生活をウニョンとともに始めようと決心をします。
一方でドワンを何とか立ち直らせたいウミン。そんなウミンにドワンはもう一度だけミジンにあわせて欲しいと頼みます。

ミジンとの再会の日、ふたりを屋台に残してウミンは離れたところでドワンを待っていました。
ドワンのミジンへの愛情は異常なまでの執着心へと変わっていました。

ドワンはミジンの頬を両手でそっと包み込みました。
−言いようのない恐怖に襲われたミジンはその場を立ち去ろうとしました。
ドワンに背を向けた時でした。
頬を伝ってくる生温かいもの−血でした。

指の間に挟み込んだかみそりで相手を傷つけることを得意としていたドワンは、その方法でミジンをも傷つけてしまったのです。
ミジンの泣き叫ぶ声を聞きつけたウミンは屋台へ駆けつけ、ドワンとともに病院へと向かいます。
−そこに現れたのは…ドワンは強制的に精神科へと連れて行かれました。
激しく抵抗するドワン。
−ドワンはウミンに裏切られた…そう信じ込んでしまいます。

ドゥマンを倒すためには、まずその身近な人間から。
ドゥマンが自分を亡き者にしようとしていることに気付いたチョルジュンは、ヨンファンを呼び出します。
なかなか口を割らないヨンファンに痺れを切らしたチョルジュンは、ヨンファンの父親へ電話をかけ、電話口にヨンファンを出させます。

ドゥマンの動向を知ったチョルジュンは、闇取引が行われる港へと向かいます。
チョルジュンとドゥマンが争っていたところに現れたのはヨンファンでした。
ヨンファンは手にしたナイフを大きく振りかざし…。
続きを読む >>
| - | アクション | 23:25 | - | - |
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< October 2008 >>

bolg index このページの先頭へ