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ぱちゃぽの film review

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美しき野獣 -Running Wild-
監督:キム・ソンス
出演者:クォン・サンウ、ユ・ジテ、オム・ジウォン、ソン・ビョンホ、イジュンムン

「涙の貴公子」と呼ばれていたクォン・サンウは、この映画の中にはいません。
オープニングから「え?これがクォン・サンウ?」とわが目を疑ってしまいました。
彼が出演したドラマや映画をいくつか観てきたけれど、この映画で役者として確固たる地位を築いたと言っても
過言ではありません。
悪事を暴くためには暴力も辞さないソウル中部捜査課の刑事・ドヨン(クォン・サンウ)。
そんな荒さばかりが目立つドヨンの中に、揺るがない信念と人並みはずれた度胸があることを見抜いた男―
オ・ジヌ検事(ユ・ジテ)。オ検事はある脱税事件がきっかけで地方へ左遷され、ソウルへと戻ってきたばかり。
物事を順序だてて着実に進めていくオ検事と、思ったままに突っ走ろうとするドヨンはことあるごとに衝突。
はみ出しモノのドヨンですが、入院中の母親や自分の代わりに母親の看病をしてくれているジュヒ(オム・ジウォン)
に対する想いは強く、でもその気持ちをうまく表現することができずにいる不器用者のドヨン。
制服モノや、悲しい運命を背負った役を演じることが多かったクォン・サンウだけに(そんなイメージが固定しつつ
あったからね)、この映画に対する思い入れは相当なものだったよう。その想いはスクリーンの前にいる私たちにも
十二分に伝わってきます。もう軽々しく「韓流スター」なんて言って欲しくない!
とにかく、全身でドヨンを演じきったクォン・サンウに賞賛を送りたい。こういうのを「熱演」って言うんだろうな。
そして忘れちゃいけないユ・ジテ。彼もまたこの映画を素晴らしいものにした立役者。
性別に関わらず、クォン・サンウを好き嫌い関係なく、ひとりでも多くの方たちに観て欲しい1本です。
映画後半の二人に注目!!!!!


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